microKEYとLPK25とnanoKEYと

2011/01/23(日) 21:17 機材とかDAWとか

Keys年明けにKORG microKEYを購入しました。

僕はなぜか昔からMIDIキーボードを買い集めるのが好きで、新製品が発売されるたびほいほい買っているのですが、今回は小型キーボード対決(?)ということで、microKEYとその競合と思われるAKAI LPK25、および(こちらもKORG製ですが)nanoKEYを全製品所持者の経験から比較してみたいと思います。

あ、前提として、僕はDTMの打ち込みのためにMIDIキーボードを使用しており、音符入力は基本的にステップ入力でやる人間です。適当に弾いて遊ぶこともありますが、いわゆるリアルタイム演奏などには原則使っていないので、それ相応視点からのレビューになる点はご了承くださいませ。

というわけで、以下レビューです。

■大きさの比較
まず、「microKEYはnanoKEY&LPK25とは別コンセプト」と捉えたほうがいいと思います。

nanoKEYやLPK25があちこちに持ち運べるモバイル鍵盤なのに対して、microKEYはどちらかと言うと「気軽に使える自宅用MIDI鍵盤」寄りかもしれません。microKEYも片手でひょいと持ち運べる大きさではあるんですが、他の2製品が幅32cm・奥行き10cm程度なのに対し、microKEYは幅が56cm・奥行きが12cmあるため、メッセンジャーバッグなどには入る大きさじゃないよー、という意味で。

で、ほぼ同じ幅と奥行きを持つnanoKEYとLPK25ですが、厚さだけは大きく違います。nanoKEYが厚み1cm程度なのに対し、LPK25は厚みが3.5cmほどあるため、LPK25をノートPCの手前などに置いて作業すると、意外と邪魔に感じたりするかもしれません。nanoKEYの薄さを取るか、LPK25の鍵盤らしさを取るかのトレードオフになるでしょう。

じゃあmicroKEYはどう?って話ですが、前述のとおりコンパクトさで言えばnanoKEY・LPK25には譲るものの、ただこれ、一般的なMIDI鍵盤に比べれば全然小さいんですよね。最近のMIDI鍵盤ってフィジコンつきで奥行きが20cm以上あるものも珍しくないですが、その点microKEYの奥行きは12cm。「自宅でDTMしているけど机が狭い、いつもMIDI鍵盤を置いてると邪魔」なんて方には最適だと思います。鍵盤数もnanoKEY・LPK25に1オクターブ分プラスした37鍵ですし、作業のしやすさで言えば3製品の中では一番でしょう。僕は61鍵のキーボードを持っているのですが(M-Audio Oxygen61)、最近はすっかりmicroKEYがメインになりました。

■鍵盤の弾き心地
単純に、大きい方ほど打鍵感がいいです(笑)。ので、microKEY>LPK25>nanoKEYですかね。

microKEY・LPK25はどちらも幅1.9mmのミニ鍵盤なのですが、前者はボックス型鍵盤となっており、タッチは軽すぎず重すぎずで、価格の割に非常にしっかりしています。ほとんど違和感なく普通にリアルタイム演奏もできるレベルです。一方のLPK25は見かけに反して結構ヌメッとした感触で、ピアニカの鍵盤に近いかもしれません。microKEYほど「押した」「戻ってきた」という感覚がなく、しっかりした打鍵感はあまりないですね。ただきちんと鍵盤の形を模していることもあり、こちらでも普通に演奏はできます。打鍵感は個人の好みによる部分も大きいので、気になる方は店頭で一度弾き比べてみることをおすすめします。

で、最後にnanoKEYですが、これは率直に、「鍵盤ではない」と思ったほうがいいですね。ノートPCのキーボードなどと同じパンタグラフ式なのですが、鍵盤というより「やわらかいボタン」といった感じで、押しても「むにゅっ」といった妙な感触がします(笑)。おまけにパチパチ鳴ってうるさいので、静かな場所で使うには多少抵抗があります。鍵盤として見ると他2製品に対する優位性は残念ながらなく、ドレミが入力できるボタン、程度に割り切ったほうがいいかもしれません。おそらく元々その前提で作られている製品だと思いますし。

■今買うならどれ?
単純にコンパクトな鍵盤が欲しいならLPK25、邪魔にならない程度で快適な自宅用鍵盤ならmicroKEYをそれぞれおすすめします・・・というのが個人的な見解ですね。nanoKEYのコンパクトさ(および、ミニ鍵盤ブームを起こした偉大な功績)は素晴らしいのですが、いかんせん「キーボードじゃない感」「パチパチうるさい感」のデメリットが大きく、敢えて選択することはないかなぁというのが僕の考えです。割り切って使うならありでしょうが、購入を検討されるのであれば、可能なかぎり店頭で試奏したほうがいいと思います。

というわけで、以上でございます。みなさんの参考になれば幸いです。

1年を振り返る with 新曲

2010/12/31(金) 23:58 サイト運営, 音楽制作

SONAR X1 and Oxygen61Twitterはぼちぼち書いてましたが、ブログの更新は久しぶりになりました。2010年最後ということもありますのでね、ちょっと1年を振り返ってみようかなと。

今年1年で書いた曲は6曲で、うち5曲がファミコン音楽(伯方の塩とかはノーカウント。笑)。2010年は2009年に引き続きチップチューン成分の多い1年になりました。またファミコン音源以外にもFM音源、ギター音源やビートスライサーなど、色んな音源を研究していた1年でもありました。

今年の収穫としては、締め切りの厳しい作曲を多くこなせたって部分ですかね。「フラッシュクエストIII」の4曲は3日で書きましたし、未公開のとある1曲は試験勉強の合間に少しずつ作ったものですし、もう1曲は2日間で68小節の曲を完成させることができました。音楽制作の優先順位だとか、時間内に間に合わないから展開を抑えるだとか、そういったバランス感覚はある程度養われた・・・かな?

Twitterを通じてDTMやチップチューン制作をされている方と多く知り合えたのも大きな収穫でした。情報交換もさることながら、彼ら(彼女ら)の音楽を聴かせていただいたことがどれだけ刺激になったことか。また逆に、Twitterの僕のpostを見て僕の音楽を聞きに来てくれる人が現れたり、人によってはRetweetで宣伝までしていただいたりと、今年はTwitterでのご縁が多く、その点でも幸せな1年でした。

さて来年ですが、来年はチップチューン成分は少し抑えて、普通の(?)音源を用いた音楽にもまた手を出していこうかなと考えております。単純波形3音ではやれないこともありますし、音の取捨選択のセンスやノウハウを一般音楽にフィードバックさせてみたいという気持ちもありまして。2011年はピコピコ以外もやっていきますよ。

また2011年1月1日より、当サイトの名称を「ARCLENDE」を「ARCLENDE TRACKS」にマイナーチェンジします。昨年・今年とゲーム音楽を数多く提供させていただいた中で、やはり自分は音楽家ではなくてBGM職人だなぁ、という思いを強くしまして、それをサイト名にも反映させましょう、ということですね。略すと「あるとら」で呼びやすくていいんじゃね?的な思惑もあるんですが(笑)。URLなどはもちろん変わりません。引き続きよろしくお願いいたしますぞ。

ともあれ、本年も大変お世話になりました。この文章を読んでくださっているすべての方に感謝いたします。来年もまた、ARCLENDE改めARCLENDE TRACKS、並びにシブをどうぞよろしくお願い申し上げます。

最後に、今年最後の新曲です。皆様よいお年をお迎えくださいませ。

♪a farewell anthem

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隠されたギミック

2010/10/31(日) 15:45 好きな音楽の紹介

ROCKMAN 10久々の更新になっちゃいましたが、ロックマン10の音楽の話。

音楽ってのは面白いもので、100回以上聴いてようやく隠されたギミックに気がつくようなことが往々にしてあります。それは「同じフレーズの繰り返しだと思ったら強弱の付け方が違った!」であったり「あの曲の中にあの曲のメロディがこっそり入ってた!」であったりと多種多様であるわけですが、いずれにせよ発見できた時の驚きと喜びというものはそれこそ100回以上聴き込んだ人間にしか得られないものだったりします。いや、気付く人は1回聴いた時点で気付いたりもするんでしょうけど・・・。

で、ロックマン10の音楽の中にそういうギミックを見つけましたよ、って話なんですけども。

「ロックマン10のワイリーステージ1の前半曲(Silent Rain)と後半曲(Abandoned Memory)のサビは実はコード進行が一緒。4分音符のアルペジオが完全に同じ。」

・・・いやこれね、発売から7ヶ月が経ったつい先日初めて気がついてすげー驚いたんですけど(100回以上は絶対聴いてる曲なので)、Twitterでドヤ顔しながら発表したら「シラネ」「ちょっと何言ってるかわからない」的な反応しか返ってこなくてですね(笑)、じゃあちょっと解説をしてみようかなと。

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ねるねるねるね

2010/09/20(月) 23:52 音楽制作

Nerunerunerune♪ねるねるねるね(ファミコン版)

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作るだけ作ってアップロードするのを忘れてたけどそれはそれで何の問題もない気がする。再生時間1秒だし。フルコーラスなのに。

最近ネタ曲ばかりじゃねえか!という方、ご安心ください。実は今1曲新たにガチな音楽を書き下ろしておりますのよ。1年ぶりに非チップチューン音楽の制作に取り掛かっておりまして、難しいなりに楽しみながら進めております。音色選びやらハーモニーの作り込みやら、ファミコン音源にはない難しさやめんどくささ(笑)がそこかしこにありますが、逆に言えば表現力が当然段違いなので、頑張れるだけ頑張ってみようかと思ってます。今んとこいい感じだと思いますよ(当社比)。

どうでもいいけどこの曲が完成しないまま事故ったら俺の遺作はねるねるねるねになるわけか。とてもじゃないけどウマイ!とは言えない心境です。

伯方の塩

2010/09/10(金) 01:23 音楽制作

Hakata no Shio♪伯方の塩(ファミコン版)

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もし明日とか事故ったら俺の遺作これですか。死んでも死にきれないよ!