SONARからCUBASEへ

2011/09/06(火) 22:57 機材とかDAWとか, 音楽制作

CUBASE6早いものでもう9月、今年の夏も終わりましたねえ…。

で、ブログの更新はサボってましたが、じつは先月は自分的に転機がありまして…つっても結婚とか転職じゃないんだけど、先月、シーケンサーをSONARからCUBASEに移行しました。

僕は知る人ぞ知る大昔からのSONARユーザーで、Cakewalkシリーズから数えると14年間、バージョン数で言うとナント14バージョンに渡って愛用してきたのですが、近年のSONARにはどうも馴染めないなぁ…と感じ始めていたのです。以前のCakewalkは比較的シンプルなDAWだったのですけれど、年々機能が増えるにつれて画面などが変わってきて、少しずつ操作性に違和感を感じるようになりました(ついていけなくなっただけとも言う)。

そんなこともあって最近Renoiseも触り始めたのですけれど、Renoiseはテクノ的な打ち込みには強いものの五線譜やピアノロールでの編集には対応していないという面もある。じゃあDAWとしての機能を十分満たしつつインターフェースが簡単なものはないのかなっていうことで片っ端から体験版を試用して、気に入ったのがCUBASEでした。

まぁSONARもCUBASEもできることは変わらないんだけど、対照的なのが画面の設計思想。1画面にすべての情報を表示してシームレスな操作を目指すSONARに対して、CUBASEは「ピアノロールのウィンドウ」「ミキサーのウィンドウ」みたいな感じで機能ごとに1枚1枚ウィンドウを開く感じ。一長一短というか好みもあると思いますが、僕の場合はピアノロールとかミキサーを同時並行で操作することはほとんどないので、特定機能の画面をそのつど最大化してその作業だけに専念できるCUBASEの設計が性に合ったっていう感じですかね。気に入ったのですぐに購入し、今はCUBASEをメインで使っています。

とはいえ「この機能はSONARのほうがしっくり来るなー」みたいな面も結構あるので、自分の中で「さよならSONAR!こんにちはCUBASE!」みたいな気持ちはないです。個人的には「○○ vs ××」みたいなDAW論争には興味がなくて、特定のツールにとらわれずにいい音楽が作れるなら何をどんなふうに使ってもいいんじゃね?って思ってます。たまに「SONAR CUBASE どっち」みたいな楽しいキーワードで来る人がいるんだけど(笑)、誰かのレビューとか気にせず色々試してみて、自分が一番しっくり来たツールを選んでほしいな、と思います。

おまけ。CUBASEの練習がてら耳コピしてみた曲です。

♪迷いの森 – ゼルダの伝説 神々のトライフォースより

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©1991 Nintendo Co., Ltd.

それにしてもこの曲20年前かよ。色あせないねぇ…。

Renoiseで打ち込み

2011/06/19(日) 22:35 機材とかDAWとか, 音楽制作

最近Renoiseを触り始めました。

Renoiseというのはシーケンサーの一種で、いわゆる音楽制作ツールになるわけですが…と解説する前に、百聞は一見にしかず。まずは実際にRenoiseの画面をご覧に入れましょう。ちょっと画質的に厳しいけどごめんなさい、雰囲気だけでも味わっていただければ。

♪「ゼルダの伝説 夢をみる島」より タルタル山脈

うーん名曲だ。あ、ちなみにこれ、実際のゲームの音楽を聴いて作った耳コピです。せっかくだから好きな曲を打ち込んでみるか、ってことで選んだのですが、この曲、実は音色の作り込みがかなり細かい。メロディのゲートタイムまわりが原曲の細やかさに程遠くなっちゃったけど、まぁそのあたりは目を瞑ってくれたまえよ。何様だよ。

さてRenoiseは音楽制作ツールだと言いましたが、CubaseやLogicなどの一般的なDAWと比べると全然様子が違う。ピアノロールも五線譜もないし、音符マークも出てこないし、そもそも画面が縦スクロールだし、一見すると「なんじゃこりゃ?」なツールではあります。いわゆる「トラッカー」と呼ばれるタイプのシーケンサーで(高校野球の女子マネージャーが読むアレは関係ないです)、文字データで音符を再現するのが特徴といえます。

長くなるので、さらに詳しくは折りたたみ。

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microKEYとLPK25とnanoKEYと

2011/01/23(日) 21:17 機材とかDAWとか

Keys年明けにKORG microKEYを購入しました。

僕はなぜか昔からMIDIキーボードを買い集めるのが好きで、新製品が発売されるたびほいほい買っているのですが、今回は小型キーボード対決(?)ということで、microKEYとその競合と思われるAKAI LPK25、および(こちらもKORG製ですが)nanoKEYを全製品所持者の経験から比較してみたいと思います。

あ、前提として、僕はDTMの打ち込みのためにMIDIキーボードを使用しており、音符入力は基本的にステップ入力でやる人間です。適当に弾いて遊ぶこともありますが、いわゆるリアルタイム演奏などには原則使っていないので、それ相応視点からのレビューになる点はご了承くださいませ。

というわけで、以下レビューです。

■大きさの比較
まず、「microKEYはnanoKEY&LPK25とは別コンセプト」と捉えたほうがいいと思います。

nanoKEYやLPK25があちこちに持ち運べるモバイル鍵盤なのに対して、microKEYはどちらかと言うと「気軽に使える自宅用MIDI鍵盤」寄りかもしれません。microKEYも片手でひょいと持ち運べる大きさではあるんですが、他の2製品が幅32cm・奥行き10cm程度なのに対し、microKEYは幅が56cm・奥行きが12cmあるため、メッセンジャーバッグなどには入る大きさじゃないよー、という意味で。

で、ほぼ同じ幅と奥行きを持つnanoKEYとLPK25ですが、厚さだけは大きく違います。nanoKEYが厚み1cm程度なのに対し、LPK25は厚みが3.5cmほどあるため、LPK25をノートPCの手前などに置いて作業すると、意外と邪魔に感じたりするかもしれません。nanoKEYの薄さを取るか、LPK25の鍵盤らしさを取るかのトレードオフになるでしょう。

じゃあmicroKEYはどう?って話ですが、前述のとおりコンパクトさで言えばnanoKEY・LPK25には譲るものの、ただこれ、一般的なMIDI鍵盤に比べれば全然小さいんですよね。最近のMIDI鍵盤ってフィジコンつきで奥行きが20cm以上あるものも珍しくないですが、その点microKEYの奥行きは12cm。「自宅でDTMしているけど机が狭い、いつもMIDI鍵盤を置いてると邪魔」なんて方には最適だと思います。鍵盤数もnanoKEY・LPK25に1オクターブ分プラスした37鍵ですし、作業のしやすさで言えば3製品の中では一番でしょう。僕は61鍵のキーボードを持っているのですが(M-Audio Oxygen61)、最近はすっかりmicroKEYがメインになりました。

■鍵盤の弾き心地
単純に、大きい方ほど打鍵感がいいです(笑)。ので、microKEY>LPK25>nanoKEYですかね。

microKEY・LPK25はどちらも幅1.9mmのミニ鍵盤なのですが、前者はボックス型鍵盤となっており、タッチは軽すぎず重すぎずで、価格の割に非常にしっかりしています。ほとんど違和感なく普通にリアルタイム演奏もできるレベルです。一方のLPK25は見かけに反して結構ヌメッとした感触で、ピアニカの鍵盤に近いかもしれません。microKEYほど「押した」「戻ってきた」という感覚がなく、しっかりした打鍵感はあまりないですね。ただきちんと鍵盤の形を模していることもあり、こちらでも普通に演奏はできます。打鍵感は個人の好みによる部分も大きいので、気になる方は店頭で一度弾き比べてみることをおすすめします。

で、最後にnanoKEYですが、これは率直に、「鍵盤ではない」と思ったほうがいいですね。ノートPCのキーボードなどと同じパンタグラフ式なのですが、鍵盤というより「やわらかいボタン」といった感じで、押しても「むにゅっ」といった妙な感触がします(笑)。おまけにパチパチ鳴ってうるさいので、静かな場所で使うには多少抵抗があります。鍵盤として見ると他2製品に対する優位性は残念ながらなく、ドレミが入力できるボタン、程度に割り切ったほうがいいかもしれません。おそらく元々その前提で作られている製品だと思いますし。

■今買うならどれ?
単純にコンパクトな鍵盤が欲しいならLPK25、邪魔にならない程度で快適な自宅用鍵盤ならmicroKEYをそれぞれおすすめします・・・というのが個人的な見解ですね。nanoKEYのコンパクトさ(および、ミニ鍵盤ブームを起こした偉大な功績)は素晴らしいのですが、いかんせん「キーボードじゃない感」「パチパチうるさい感」のデメリットが大きく、敢えて選択することはないかなぁというのが僕の考えです。割り切って使うならありでしょうが、購入を検討されるのであれば、可能なかぎり店頭で試奏したほうがいいと思います。

というわけで、以上でございます。みなさんの参考になれば幸いです。

iPad vs iPhone vs PC

2010/05/29(土) 14:18 機材とかDAWとか

iELECTRIBEようやく日本でも発売となったiPad。元々注目していた僕もダッシュで買いに行きましたとも。とは言え正直当日に予約なしで買えるとは思ってもいなかったので、嬉しい誤算でした。

さてそんなiPad。巷では発売を歓迎したり話題沸騰的なムードがある一方において、「iPhoneデカくしただけじゃん」だとか、あるいは「ネットブックの方がよくね?」みたいな言われ方もしていますが、じゃあiPadならではの良さって何なんだろう?と考えてみた話をつらつらと書いてみたいと思います。

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Cubase 5 体験版

2010/04/23(金) 00:46 機材とかDAWとか

STEINBERG KEY昨年あたりからSteinbergのページでCubase 5 体験版がダウンロードできるようになっておりまして、長年SONAR派の僕も試用してみようかなーと思っていたのですが、この体験版、リンク先に書いてある通り、体験版のくせにUSBキー(いわゆるドングル)が必要というあまりにも酔狂な仕様をしております。

しかもUSBキーは別売で、持っていない人は有償で購入の必要あり。「既にSteinbergのUSBキーを持ってる人は買う必要ないですよ」と言うけれど、既にUSBキー持ってる人が今更Cubaseの体験版を使うとも思えない。なんつうか、拡販する気あんのかねー・・・?(‘A`)

とまぁ、文句言ってても仕方がないので、近所の販売店に問い合わせて購入したのが上の写真のUSBキー。その価格なんと4,980円(原価いくらだよこれ?)。Cubase Essensial 5を購入するよりは安いですが、たかが体験版のために4,980円を払うか否かは個人の判断って感じですかね。

ちなみにこのUSBキー、多分店頭に普通には並んでいません。と言うか、「Cubaseの体験版を使うにはUSBキーが別途必要」ということを知らない店員さんも多いと思います。Steinbergのホームページにそう書いてあった、と説明すれば、多分楽器屋さんの方から問い合わせるなり取り寄せるなりしてもらえると思うので、もし同じような状況の人がいたら参考にしてくださいませ。