SN76489音源で遊ぶ

2010/08/14(土) 22:30 音楽制作

FQ on GameGear?いやぁお盆ですね。僕はと言えば音源を色々いじって遊んでるわけですが、ネットを徘徊しておりましたら偶然SN76489をシミュレートした音源を見つけました。

というかSN76489って何よ?と言う方が多いと思うので解説すると、これ、Texas Instruments社という半導体メーカーが開発したチップでして、一言で言うと今は懐かしのゲームギアに載ってた音源です。厳密にはゲームギア以外にもマスターシステムやメガドライブなど、要するにセガの初期のハードには結構載ってたチップでして(メガドライブはYM2612というFM音源チップとの2枚載せ)、ファミコン音源などと比べると若干知名度は落ちますが広く使われていた音源ということになります。

スペック的にはファミコンのちょい下くらいと捉えておけばいいかな、PSG3音+ノイズ1音の発音が可能な音源です(正確にはPSGではなくDCSGと呼ぶらしい)。ただSN76489のPSGはファミコン音源であるpAPUとは異なり、いわゆるデューティサイクルの概念がありません。つまり音色固定。雰囲気によって音色を変えるといったことができないわけで、作り手からするとなかなか料理が難しい音ではありますが、その出音はファミコンのそれと比較すると丸みがあり、それでいて芯が太い特徴的なもの。これはこれでなかなか趣があったりします。

そんなSN76489をシミュレートした音源で拙作「フィールド – フラッシュクエストIII」をファミコン音源とSN76489音源とで比較して鳴らしてみました。まずはファミコン音源版からどうぞ。

♪ファミコン音源版

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で、これを踏まえて、お次がゲームギア音源。

♪SN76489音源版

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いかがでしょうか?演奏データはまったく同じなのにこれだけ表情が変わるんですね。

いわゆるレトロなゲーム音楽は「ピコピコ音楽」みたいな言葉でひとまとめにされることが多いですが、実際にはこれだけの差があるわけです(差を感じない人は回れ右)。更に言うとピコピコという言葉のイメージに合うのはファミコンよりもむしろSN76489音源のほうだと思っていただけるのではないでしょうか。思っていただけた子にはゲームギア用テレビチューナーを購入する権利を差し上げます(※アナログ放送は2011年7月24日で終了します)。

今回取り上げたSN76489に限らず、チップチューン制作に活躍しそうなレトロ音源って、実は探すとフリーウェアだったり、安価なシェアウェアとして提供されてたりすることが多いので、色々と漁ってみるとおもしろいです。あ、ちなみに今回使った音源はSN-EMUという音源です。興味のある人は使ってみてくだされ。

サンプリング音源に思う

2010/04/21(水) 00:25 音楽制作

Orchestraこの1~2年ほど、大容量のサンプリング音源をいくつか購入して使ってます。オーケストラ音源とかギター音源とかね。

最近のサンプリング音源は本当豪華で、DVD-ROM40枚組だの総容量100GBだの凄まじいボリュームになっておりまして、オーケストラなら全楽器の全奏法をあらゆる場所から収録した音がそのまんま音源として使えるわけです。これさえあればPCだけで超リアルなオーケストラが作れてしまう!そんな夢のような時代になってるわけですね。

・・・が、しかし、個人的にはこの手の音源、使ってて全然楽しくないのです。

と言うのも、これらの音源はあらゆる奏法を収録しているがゆえ、その「あらゆる奏法」をシーケンスデータとしてプログラミングしなくてはならない。具体的に言うと、「ドレミファソー」と入力するだけでは駄目で、「ドのところでレガート奏法、ミはスタッカートで少し強めにして」というのをいちいちスイッチとして指定してあげる必要がある。この作業が手間がかかるうえに直感的でなくて、僕は好きになれません。

というか、この作業ってそもそも「手間をかけて本物そっくりに近付けていく」作業でしかないわけで、それならもう本物弾いたほうが早くない?と思うのですよね。もっと言うと「奏法を熟知していないと使いこなせない音源」なのであれば、音源を使いこなせるほど奏法を知ってる人ならもうそもそもこんな音源要らないんじゃないの?という矛盾も感じる(笑)いや、予算的にオケが雇えないとか、そういう事情なら別ですが。

何と言いますか、サンプリング音源もここまで来てしまうと、もう逆に存在意義がない気がするのですよねえ。「奏法等の表現を自分で解釈できない音源の未成熟」という見方もあるけど、ある意味サンプリング音源として半端だった時代のほうが独自の音文化が形成されて楽しかったな、と最近よく感じています。

今の時代に敢えて「コンピュータ音楽」にこだわるのであれば、サンプリング音源を追いかけるのでなく、別の道があるのかなーみたいな。個人的にもその辺りを模索していきたいなぁとか思ったり思わなかったり。

iSequence試作

2010/03/29(月) 01:15 音楽制作

そういえば、twitterにだけ上げて忘れてました。iPhoneアプリ「iSequence」で作ったドラムループ貼っときます。

♪タイトルなし

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最初TR-909の4つ打ちだけを作ってたんだけど、「どう聴いてもmijk van dijkです本当にありがとうございました」的だったので(笑)急遽ジャングル的な音のブレイクビーツを上乗せしたのであった。

ロックマン10を耳コピ

2010/03/20(土) 17:57 音楽制作

あまりにも気に入ったのでロックマン10のワイリーステージ1の音楽を耳コピ(採譜)してみました。

♪Abandoned Memory

オマケ的にMP3とMIDIファイルも用意しました。欲しい方(いる?)はどぞ。
» MP3・MIDIファイルを持ち帰る

イントロの低いトコに音が集中してる部分とフェードアウト気味に消えていくアルペジオ部分はあんまり聴こえなくてわりと誤魔化しちゃったけど、そのへんはご愛嬌!「ドラムはないの?」とか「メロディのチョーキングが再現されてない!」とかそういうのも全部ご愛嬌!オールオーバーザ仕様!

あ、ちなみに本物はこちらでご確認ください(1:50あたりから)。

※2011/02/28追記:
アウトロのベース音が一部抜けていたため、動画・MP3・MIDIすべて修正版と差し替えました。

iSequenceで作曲

2010/02/21(日) 21:38 音楽制作

今日iPhoneアプリ「iSequence」で作ってた曲。作りかけなので途中までしかありませぬ。

iSequenceは本当使いやすいよ。音色も必要十分だし、何より操作性が素晴らしい。iPhoneの音楽アプリというとXewtonやbeatmakerあたりが真っ先に挙がる感じだと思うけど、iSequenceもそれらに肩を並べるほど売れていいと思う。

♪試作品

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