続・チップチューン制作

2009/06/29(月) 00:23 音楽制作

相変わらずチップチューン作ってます。果てしなく佳境が続いております。

いやそれにしても、こんなにキツイ作業だとは・・・orz

GAME OVER
※上の写真はイメージです。

正直ね、作る前はナメてたんですよ。「3音だし音色選びもあってないようなもんだし簡単でしょ?」くらいに軽く考えていたんです。ところが実際にやってみてすぐにそれは大きな誤解だったことに気付くんだな。

■音色

チップチューンの音色ってよく「ピー」とか「ブー」なんて風に形容されるけど、マジでピーとかブーという電子音でしかない。そのままスケールを弾いても全然音楽になってくれない。減衰やヴィブラートを手動で作ってやることでようやく「使える」音になる感じ。

あと音色の特性上、トレモロ奏法とオクターブ奏法をやるのが結構つらい。前者は連結された1つのビープにしか聞こえないし、後者は倍音がモロに干渉してすごく耳障りになってしまう。デュレーションやベロシティを細かく指定する必要があってこれがまた作業効率を落とさせる。

■同時発音数

ファミコン音楽風にやるならばパルス波(Duty比4段階)2音+三角波1音+ホワイトノイズ。とにかく慢性的に発音数不足に悩まされ、必然的に和音の構成音をあっちこっち取っ替え引っ替えするパズルをやらざるを得なくなるわけだが、このパズルがもう、とにかく試行錯誤するしかなくてずっとやってると感覚が麻痺してくる。「お、いいじゃん」と思っても数時間後に聴き返してみたらこれ全然音楽になってねーじゃん!みたいなこともしばしば・・・。その分バッチリハマッた時は楽しいのだけれど、ハマらない時は全然進まなくてとにかく苦痛でしかない。

3音中1音だけが三角波というのも地味に辛い。トライコードを鳴らすのは実質無理。どうしてもベースに回さざるを得ない(ことが多い)が、あまり主張する音ではないのでスラップ等の再現には不向き。12.5%パルス波などをベースにしてやるしかないと思う。そうするとメロディとハーモニーをパルス波+三角波で賄う必要が出てくるわけだが、この2つは音の性格がまるで違うので茨の道。(笑)

■総評

通常の音楽制作の3倍は辛いというのが個人的感想。面白いと言えば面白いのだけれど、「あー詰まったー」という瞬間が何度も何度も訪れてくる感じ。なんというか音楽作ってる感じがしない。(笑)

・・・まぁでも、なんだかんだ言っても僕はファミコンの音楽に育てられたようなもんですから、やっぱり思い入れも違います。ひぃひぃ言いながら頑張ってますので、完成の暁には是非お聴きいただければと思います、はい。


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