諸君ッ!ブレイクコアは好きかッ!
俺はおっぱ・・・もういいね。
というわけで、少し前に紹介したドリルンベースネタの続編です。
♪Repeater / Collision repair specialist
えー先に謝っておきますが、ぼくこのアーティストよく知りません。
YouTube漁ってて偶然見つけただけなので・・・
前回
「ドラムンベースはポップスのリズムを切り刻んで作った音楽です、
ドリルンベースは更にズタズタにした音楽です」
みたいな大雑把にも程がある(笑)説明をしましたが、
今回取り上げた「Collision repair specialist」という曲は
分類的にはドリルンベースから派生したジャンルである
「ブレイクコア」に該当します。
ブレイクコアを説明するうえで外せない音楽として
1990年代の初めにオランダのロッテルダムで生まれた
ロッテルダムテクノと呼ばれるジャンルがあります。
Wikipediaの解説を見ると
「おバカ系テクノ」なんて書かれてますがまさにその通りで(笑)、
「お前、何もそんなもんサンプリングしなくていいだろう」
みたいな音ネタばっかりを使った4つ打ちテクノです。
で、そのロッテルダムのBPMを上げて更に攻撃性を増したのが
1990年代後半に生まれたガバというジャンル。
ガバは日本でもほぼ同時期にごく一部で流行したのですが、
国産のガバについては
アニメの台詞(エヴァの「逃げちゃダメだ」とか)などをサンプリングして
高速な4つ打ちリズムに乗せる、なんてのが多かったですね。
このあたりの楽曲は「オタク好みの馬鹿テクノ」として
ナードコアという別ジャンルで呼称されることも多いのですが
(最近はJコアと呼ぶのかな?)、
手法的にはガバのそれとまったく同じです。
前置きが長くなりましたが、
要はブレイクコアというのはガバとドリルンの融合なんです。
勢い一発、超高速な音楽であるガバに対して
緻密に作られたドリルンベースの超複雑なリズムが重なることで
攻撃性と理性とを兼ね備えた
なんだか面白いジャンルが生まれちゃったわけですね。
今回取り上げた「Collision repair specialist」は
レゲエのラップをフレーズサンプリングしたものをベースに
テンポを過剰に上げて(この発想がガバ的な部分かな)
異常に複雑に構築されたリズムを重ねています。
勢いはあるけど勢いだけじゃなくて格好良くもあるというか、
なんだか不思議な魅力がありますよね。
ドラムンベースの親戚であるジャングルというジャンルが
元々レゲエと密接な関係があるので、
ある意味レゲエの音ネタとブレイクコアの相性がいいのは
必然とも言えるのですが、この辺は追いかけると際限がないうえ、
ぼくの音楽知識のなさがどんどん露呈していくので(笑
このあたりにしておきましょう。
ただ、音楽のジャンルの難しいところで、
今回取り上げたのは飽くまでブレイクコアの一例でしかないんですね。
ジャンルの派生までの流れは大体上記の通りなのですが、
現在はブレイクコアという言葉だけが独り歩きし、
ブレイクしててコアっぽかったらブレイクコアでよくね?みたいな(笑
冗談のようなホントの事態が一部で起きてるみたいです。
なので、ブレイクコアと一言に言っても
テンポの遅い曲やガバの要素がまるでない曲などもある模様。
CDを買う時は店頭で試聴してからにしましょうね。
まぁ、小難しいお話は抜きにしても、
この曲を聴いて「かっこいい!」と感じてくれる人がいたら
ちょっと嬉しいなぁと思います、はい。
10 月 31