今回はゲーム音楽名鑑をお届け。
今回のお題はファミリーコンピュータ
「悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん」で行きます。
「ぼくドラキュラくん」は
1990年10月にコナミから発売されたアクションゲームで、
いわゆる「悪魔城」シリーズの番外編です。
シリアスな悪魔城シリーズ本編とうってかわって、
このゲームはかなりポップでコミカルな作品に仕上がっています。
それゆえシリーズのコアなファンには
いまいち受けが悪かったようですが、
当時小学生だったぼくは相当楽しく遊んでいた記憶があります。
で、その楽しさを倍増させてくれていたのが
ゲーム中に流れる音楽であったことは、言うまでもありません。
ぼくドラキュラくんの音楽は作りの緻密さが素晴らしいんだ。
メロディがとても明るく楽しく綺麗に作られているのは勿論のこと、
ハーモニーやベースについても16分音符を駆使して
「ここまで作る?」ってくらい、細かく作り込まれている。
ファミコンはROMの容量も本体メモリも少なかったですから、
サイズ節約のためにベースは単純なフレーズの繰り返し、
というゲームが多かったんですが、その意味ではこのゲームは異例ですね。
音を非常に大切にしていた当時のコナミらしさが垣間見えます。
80年~90年代のコナミのゲーム音楽というと
コナミ独自開発の高性能音源チップである
SCC音源やVRC6、VRC7などがとかく注目されがちなのですが
(音源についての話はまた追々・・・)、
それらを搭載していないぼくドラキュラくんなどにおいても
これだけハイレベルな音楽を作っているわけですから、
当時のコナミのサウンドチームは純粋にレベルが高かったんですよね。
音源が凄いだけではなかったんです。
上にリンクを張った動画は最終ステージのものですが、
ほかのステージについても名曲揃いです。
1ステージは悪魔城ドラキュラの「Beginning」のアレンジらしいので、
そちらに興味のある人も機会があれば是非、聴いてみてください。
10 月 04